ダウン症の子のすごいとこ!
病気や障害と聞くとネガティブなことばかり考えてしまう…
どうしても悪いところばかりが目についてしまう…
それは普通のことかもしれません。
でも、いいとこもそうでないとこもあるのが人間です!笑
この写真の意味は読み終わったらわかるはず(笑)
こんにちは!
理学療法士、保育士のゴンです!
冒頭よくわからない話をしましたが…笑
今回はダウン症の子のポジティブな面について考えていきます。
なぜポジティブな面を考えるのか?それって必要なのか?
…必要です!
リハビリや療育、もちろん子育ても、お子さんの発達・発育を促していきたいと思ってやっていますよね。
その中で、“苦手を克服したい”とは誰もが思うことです。
今までできなかった着替えができるようになる、登れなかった階段を登れるようになる。
とっても素敵なことです。
それと同時に”いいところを伸ばす”のはなぜ必要か?
それは、『自分にはこんな長所があるんだ』『褒めてもらえて嬉しいな』と思う心、自尊心や自己肯定感を育むのに役立つことに加え、他の苦手な面をカバーしうるからです。
またゴン個人としては、芸術面をはじめとする才能を伸ばすことで、作業所や特例子会社にとらわれない働き方の選択が可能になるのではと考えています。
…と熱く語り始めると本題から逸れてしまうので、それはまた今度にします(笑)
それでは、ダウン症の子のすごいところを発表していきます!
①人懐っこい
これは思い当たる人も多いのではないでしょうか。
明るくてよく笑うお子さんが多く、“あんまり喋れなくても心は通じている”と感じさせてくれます。
言葉はなくても、指差しやジェスチャーなどでコミュニケーション取るために、人懐っこさは武器になります。
苦手な“言葉”をカバーしうる特長だと思います。
②体が柔らかい
以前↓の記事でも書きましたが、体が柔らかいことはネガティブな要素もあります。
ですが、体が硬すぎるより柔らかい方が着替えがしやすかったり(特に上着を着る時)、いろんな姿勢をとれたりするなどのメリットもあります。
いろんな姿勢がとれるということはスポーツなどで有利に働くこともあります。
ダンスなどでは体の柔らかさが活きることも多いようですね♪
③音楽が好き
音楽が好きで楽器を鳴らしたり踊ったりするのが好きな子は多いです。
音楽を通じたコミュニケーションは促せるし、いろんな体の動かし方を練習できるし、歌ったら発声も増やせるし、いいことばかりです。
音楽に合わせて踊るなど身体を動かすことは、ダウン症の子に多い肥満の解消にも役立ちます。
音楽サークルなど新たなコミュニティに入ったりすれば交友関係も広がり、いろんな人から刺激を受けて成長できそうですね!
④おとなしい
元気な子は多く、常に動き回っていることもあるのですが、声はあまり出さないという特徴もあります。
これは発声の苦手さからくるものでもあるのですが、静かにしなくてはならない場所などでは空気を読んで静かにしてくれていることも多くみられます。
小さな頃も“おとなしくて助かった”とおっしゃる親御さんが多い印象があります。
⑤世話を焼くのが好き
特に年下のお子さんなどの世話をしようと優しくしてくれる子が多いです。
おもちゃを持ってきてくれたり、保護者の手伝いをしてくれたりなど、人との関わりが好きなことがわかります。
世話を焼くこと自体がコミュニケーションになっており、やりとりの練習になっていることも多いです。
まとめ
今回挙げたポジティブな面から考えらることとして、『周りの方から愛され、いろんな関わりに刺激されながら成長していける。』があると思います。
大人にも年下の子にも分け隔てなく接することで、思いやりやさまざまなコミュニケーション方法を学ぶことができます。
音楽やダンスなど、共通の趣味を持つ人たちと関わることは本人の生きがいにもなるし、長い人生を支え合う友人を作るということにもつながってきます。
多くの周りの人を巻き込みながら社会の結束を強めてくれる、そんな不思議な力を持っているのかもしれません。
今回挙げたもの以外にもポジティブなところをたくさん見つけて、たくさん褒めて、たくさん笑って過ごしていけたら素敵ですね♪
それでは、今回はこの辺で!