子育て!PT・STのブログ

発達に悩みがあるお子さん、その親御さんに向けたブログです。医療、保育の専門職としての視点から書いています!

○○はNG?!子どもに人気の習い事4選!

うちの子にもそろそろ何か習わせようかなぁ…

 

学びが多い習い事ってなんだろう?

 

 

習い事って悩みますよね…

何を育みたいか、

お子さんの未来の姿を想像することから始めましょう!

 

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こんにちは!

 

理学療法士、保育士のゴンです!

 

今回は人気の習い事にどんな要素があるのか分析していきたいと思います!

 

ぜひ、お子さまに合ったものを探してみてください♪

 

 

水泳

小学生2〜3割が習っているとの調査もある水泳。

昔から人気の習い事ですね。

 

水への抵抗感をなくしたいといった理由や、水泳の授業を見越して苦手感を持たないようにと考える親御さんも多いようです。

 

以下のようなメリットがあると考えられます。

・心肺機能向上:水泳は背泳ぎ以外呼吸が制限される運動のため、心肺機能の向上に役立つとされています。

・体温調節機能向上:体温よりも低い温度の水の中で行うことが多いため、体温が下がらないよう調節する機能が働く必要があるためです。

・筋力向上:水泳は手先や足先よりも肩や股関節、さらには体幹の筋力を使う動きが多いです。全身の姿勢をある程度保ちながら水の中を進むため、体幹の筋力を養うのに効果的でしょう。

 

 

 

音楽教室

様々な楽器がありますが、1番の人気はピアノでしょう。

 

リズム感や音感などの音楽性が養われることはもちろん、ピアノであれば合唱などの際に伴奏をしてクラスの注目や信頼を集められるかもしれません。

 

他にも様々なメリットがあります。

・記憶力向上:楽譜を覚えるからといった側面もあるかもしれませんが、短期記憶であるワーキングメモリが増えたり、獲得する語彙が増えたりすると言われています。学力として考えても、偏差値の高い大学の学生は一般平均に比べてピアノを習っている率が高いといったデータも発表されています。

・忍耐力:1曲弾ききるのに何時間も練習するため、忍耐力も育まれると言われています。片手ずつ練習したり、同じ箇所を何度も弾いたり…そんな中で根気強さが養われるんですね。

・集中力:特に発表会などの緊張する場面で、「失敗できない」とプレッシャーがかかった中で頑張ることはいい経験になると思います。“本番”への準備の仕方を学べることは、今後の受験や面接などにも活きてくるでしょう。

マルチタスク能力向上:目と手の協調運動であることに加え、ペダルを使うと右手・左手・右足・左足が別々に動くというなかなか珍しい運動になります。集中力を上手く全体に配分しながら動くいい練習になるでしょう。

 

 

 

 

英語教室

小学1年生から英語の授業が始まるようになったこともあり、英語を習わせたいと思う親御さんは増えていると思われます。

 

幼児期に学習を始めるメリットとしては、いわゆる「英語耳」や「英語脳」が育つといったことが挙げられています。

 

生後6ヵ月から英語耳は育つと言われたり、臨界期と言われる一定年齢を超えると言語の習得が難しくなるといったこともあるようです。

 

その他のメリットとしては、

・早くから始めた方が学習時間を確保できる:ドイツ語やフランス語など、英語に似た言葉を話す人よりも日本人の方が学習に要する時間は長くなると言われています。早くから始めた方が単純に学習時間を増やせるといった考えです。

・言語表現の幅が広がる:日本語は間接的な表現などを使うことが多いですが、英語は直接的に結論から話すことが多いです。たとえ日本語で話すにしても、婉曲的にも直接的にも話せた方が相手に合わせた対応がしやすいかもしれませんね。それに加え、英語などの外国語を話す人、ひいては海外にルーツを持つ人に接する時のハードルが下がることも期待できます。

 

注意点として、セミリンガル(ダブルリミテッド)にならないようにしたいものです。セミリンガルというのは、日本語も英語も中途半端に習得してしまうことです。

言語というのは論理的思考の基盤になるので、まずは第一言語の獲得をしっかりと目指した上で、同時に英語も取り入れていけると良いでしょう。

 

 

 

プログラミング教室

プログラミングも小学校から教わることになり話題となりました。

 

教室や教材が増えてきましたが、具体的に何歳から始めるべきかといったことはあまり言われず、論理的思考の基盤である言葉が養われてきた頃から学習可能と思われます。

 

メリットとしては以下のようなものが挙げられます。

・プログラミング的思考が養われる:プログラミング的思考とは、「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。」とされています。(小学校プログラミング教育の手引(第三版)より引用)つまり、設定したゴールに向けてどのような過程を経ればいいか、どんな手段を取ったらいいかを考える練習になるということです。

・教科の学習を先取りできる:「情報」として大学入学共通テストにも組み込まれることが決まっているため、国語や算数などと同様、塾で先取り勉強をするのに近い利点があります。

・デジタル機器利用への抵抗感軽減:最近では、スマホの普及による大学生のパソコン離れなども言われています(パソコンの普及率は微減傾向、スマホで卒論を作る大学生も?!)。スマホタブレットに抵抗感を抱く若者はほとんどいませんが、パソコンになると意外と抵抗感のある若者もいます。プログラミング学習を通して、パソコンを含むデジタルツールへの抵抗感軽減も期待されています。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は、昔からの定番に加えて習い事界のニューフェイスも紹介してみました。

 

習うことのメリットを聞くと「今からでも習ってみようかな」と思う大人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ゴン個人として、どの習い事にも言えるメリットして「会話のタネが増える」「職業選択時に役立つ」があると思っています。

 

ゴン自身も水泳や野球、ピアノに英会話などを習っていたことがあります(いずれも大したレベルではありませんが😞)。

 

なので、水泳の小ネタが話せたり、野球について語ったりすることができます。

社会人になると雑談ベースで信頼関係を深めていくといったシーンも出てくると思いますが、そんな時には役に立つ経験となっています。  

 

少しだけピアノも習っていたので保育士試験の時や実際の保育現場での伴奏などに活きましたし、英語も話すことはできませんがそこまで抵抗感はありません。

 

習ったこと“そのものができる”だけでなく、“習ったことのある経験”自体が価値のあるものなのかもしれませんね。

 

特に対人の仕事に就く場合には話題は多いに越したことはありません(「ゴンって、患者さんと話す時どんな話題にもついていっててすごいよね。楽しそう。」と言われたことがあるのは密かな自慢です笑)。

 

若干脱線した気もしますが、お子さまの興味関心を尊重して、通いやすい・続けやすい習い事を選んでみてくださいね♪

 

それでは、また!