子育て!PT・STのブログ

発達に悩みがあるお子さん、その親御さんに向けたブログです。医療、保育の専門職としての視点から書いています!

PT...とは?

こんにちは!ゴンです!

 

今日はSTに続き、PTのことをお伝えしたいと思います。

 

PTはPhysical Therapistの略で、理学療法士のことを指しています。

 

また、理学療法自体のことをいうこともあります。

 

この理学療法というのは、ケガや病気、障害によって運動機能が低下した人にに対して行う治療です。

 

具体的には運動療法と物理療法に分けられます。

 

 

運動療法

 

運動療法は実際に運動(主に座る、立つ、歩くなど)の練習をしたり、生活動作の指導をしたりします。

 

動作をしやすくするためにストレッチやマッサージをすることもありますね。

 

ちなみに、「マッサージ」はあん摩マッサージ指圧師や医師、理学療法士(医師の指示のもと)しか行えません。

 

だからよく「マッサージ行ってくる」と言って行くお店は「リラクゼーション」とか「もみほぐし」という表現をしていますよね。

 

マッサージとは表記しにくいからです。

 

このようなことを『業務独占』と言います。

 

ちょっとした豆知識です(笑)

 

 

 

【物理療法】

 

物理療法はよく、「整形外科行って電気あててもらうわ〜」とおばあちゃんが言っているものも含まれます(笑)

 

何らかの器具を用いて痛みをとったり、組織の回復を図る治療法です。

 

 

 

【PTの頭の中】

 

これらの治療をしていく訳ですが、理学療法士は「評価」をとても重要視しています。

 

評価というのは患者さんの困っていることや求めるもの、運動面の問題点、取り巻く環境など様々な要因を総合的に考え、達成すべきゴールを考えることです。

 

仕事に復帰するために歩けることが必要、歩くためにはふくらはぎを柔らかくして、おしりと脚の筋肉をつけて…など、理論的に考えていきます。

 

 

様々な検査や測定の中から必要なものを行い、評価を組み立てていきます。

 

 

また、治療している時にも評価をしています。

 

例えば、患者さんの足を持って動かし、可動域を広げている時には…「大臀筋が硬いな」とか、「左右の足で差があるな」、「この動きが悪いから、ああいう歩き方になるんだな。」

などなど。

 

目で見て、手で感じて考えを深めることも多いです。

 

ずーっと何かを考えながら患者さんと関わっています。

 

そのベースとして、解剖学、生理学、運動学などがあり、学生時代から一生懸命勉強します。

 

 

 

 

 

今後、実際に僕が行ってきた治療や、見てきたお子さんについてお伝えしていきます!

 

今日はこのへんで!